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アシカと泳げる大物天国

ラパス

人懐っこいアシカをはじめ、ハンマーヘッドシャークやイルカ、クジラなど超ド級の大物が期待できる世界遺産ラパス。日本からはちょっと遠いけれど、ダイバーなら一度は訪れたいダイビング天国だ。

ここがオススメ!

1990年代に最初に訪れた時に、モブラの何千という大群やハンマーヘッドシャークの群れに恵まれ、以来通い続けているが、訪れるたびにマンタとアシカのランデブーを見たり、シャチと泳いだり、ジンベエザメの捕食を間近で見たりと大物三昧。一度にそのすべてが出ることはないのだが、訪れるたびにサプライズがあるラパスの海。やめられません!

海の情報

大物の時期

クジラやジンベエザメ、ハンマーヘッドシャーク、アシカなど、ラパスは地球上でも最高級の大物天国。当たり外れはあるが、おおまかな大物の時期を知っておくといいかも。でも、あくまでも目安なのでご了承を!

アシカ   年間
子供のアシカ  9月中旬~4月
ハンマーヘッドの群れ  4~7月、10月下旬~11月
ジンベエザメ  5~11月
マンタ     7~10月
モブラ(ヒメイトマキエイの仲間)  6~7月(2~3月、9~10月という説も)
カジキ    7~9月
ザトウクジラ、コククジラ  3~5月中旬(船上より)
ゴンドウクジラ    5~10月

水温

ダイビングのベストシーズンの9~10月は24~29℃(8月も)、11月頃から徐々に下がり始め、12月になると20℃を下回ることもある。1~4月は16~18℃、5~7月は18~24℃といったところ。なお、気温は夏でも朝晩低くなることがあるので注意。

ウエットスーツの目安

8~10月は水温が高めなので、3mmウエットスーツでもOKだが、寒がりな方は5mmのほうがいいかも。その他の季節は5mmのフルスーツにフードベストがあるといい。1~4月はドライスーツがあると便利。

ダイビング情報

日帰りダイビングのスケジュール

最もポピュラーなダイビングスタイルがラパスの街やそのすぐ北のリゾートエリアに滞在して、日帰りでダイビングをする方法。ダイビングサービスはリゾートや宿泊施設に併設されていることが多いが、その他のホテルに滞在する場合でも送迎はたいてい可能だ。
ダイビングサービスによって、またはその日行くダイビングスポットによって、出発時間はずれるが、通常は片道1時間かそれ以上のダイビングスポットへ行くため、ホテルの集合・出発は7~8時。船が出港する港やビーチに車、または徒歩で行き、午前2ダイブ、オプションで午後1ダイブするのが普通。戻ってくるのは夕方5時前後。
キャンプステイのゲストがいる場合は、途中、キャプサイトに寄って、一緒にダイビングへ行き、帰りもキャンプサイトに寄ってキャンプステイのゲストを下ろしてからリゾートや街に戻ってくる。
昼食は船上で、お弁当やバイキングスタイルの食事をとるか、キャンプサイトがある場合は、キャンプサイトに立ち寄ってランチを食べることになる。

キャンプダイブのスケジュール

南バハ・カリフォルニア州の州都でもあるラパスはコルテス海に面した港町。
沖にはコルテス海に浮かぶ大小の島々があり、島々はほとんどが無人島で、キャンプにふさわしいビーチもいくつかある。
キャンプダイビングを行うダイビングサービスは、年ごとに許可を得てキャンプ地でのキャンプ設営をするのだが、例えば《バハ・パラダイス》では、ロケーション抜群のエスピリトゥ・サント島の一角、エル・カンデレロにキャンプ地を押さえている。ラパスからボートで海況が良ければ40分ほどの場所にあるのだが、湾内の中央に小島があり、恰好の魚礁となっていて、ここでもダイビングやスノーケリングが楽しめるのだ。
キャンプサイト滞在の魅力は、“キャンプ”というアウトドアライフを楽しめるのももちろんのこと、「ロス・イスロテス」や「エル・バホ」などラパスの人気ダイブスポットに非常に近いこと。「ロス・イスロテス」なら片道15分、「エル・バホ」でも30分前後だ! ボートは基本的に毎日ラパスからやってくるのだが、それだけに出発は9時頃と、朝ものんびり。帰りも陽が高いうちに帰ってこられるので、その気になれば、もう1本、ビーチダイブもできる。これはありがたい。

ダイブクルーズのスケジュール

ダイビングサービスによって異なるが、2~3泊のショートクルーズと、5泊以上のロングクルーズを定期的に、または不定期に開催している。ラパスの場合、ショートクルーズ用に利用している船は自社船である場合が多いが、ロングクルーズ用に自社で船を持っているサービスは少なく、クルーズ船会社と契約をしてチャーターする形をとっている。異なるダイビングサービスが、日程を変えて1つの船を利用しているケースが目立つ。
ロングクルーズは基本的にチャーターベースで、日本の旅行会社が設定しているのは日本発着8日間のダイブクルーズツアー。ダイブクルーズの魅力は、日帰りではアクセスが難しいラス・アニマス(島)やサンフランシスキート島といった遠いスポットへアクセスできること(ただしコンディションのいい時に限る)、「ロス・イスロテス」や「エル・バホ」といった人気スポットもアクセスできること、中4日間1日4ダイブが基本(最終日は3本)なので計15本とラパスの海を潜り倒せること、1つの船で数日間一緒に行動するため、ほかのダイバーたちと結束ができることなど。また、移動中にイルカやクジラに会える確率が高いのも魅力だ。ほかにも海面から跳び上がるモブラ(小マンタ。ヒメイトマキエイの仲間)やカジキなどが見られることも!
1日のダイビングは朝ご飯前にまず1本。朝食を食べて午前中にもう1本潜り、昼食。ランチ後にもう1本、夕方か、ナイトに4本目のダイビングをするといったところ。ナイトはクルーズ中、1~2回行う感じ。1日最高5ダイブも潜れるので、経験を積みたい方にもぴったりだ。
なお、最終日は移動の関係で2~3ダイブ。湾内にジンベエザメが入っている場合は、最終ダイブをジンベエスイムに変更することもある。

ダイビングボート

ラパスでは、その気になればビーチダイブもできるし、キャンプサイトでもビーチダイブが可能な場合があるが、基本はボートダイビング。
日帰りダイビングの場合、主要なダイビングスポットまでは片道1時間かそれ以上かかるため(キャンプサイトからは30分ぐらいで行けるが)、小回りの利くスピードボートタイプを使用。トイレが付いていないタイプのものもあるのでご了承を。
出港地はダイビングサービスによって異なる。街中にあるダイビングサービスは、ラパス湾内のビーチかマリーナ、リゾートにある場合はリゾート前の桟橋が発着地となる。
ダイブクルーズの場合は、後部にダイブデッキ、船尾にエントリー&エグジット用のプラットホームが付いており、直接ダイビングスポットにエントリー&エグジットすることができる。アンカーがかけられないスポットやブイのないスポットの場合は、小型ボートに乗り換えて出かけることに。
小型ボートでの移動時間は最大でも10分ぐらいなのだが、陽射しが強いときもあるし、基本的に紫外線が強いエリアなので、日焼け対策は完璧にしておこう。なお、小型ボートに乗り移る時は、カメラなどはクルーに手渡しで渡してもらうようにして、大切に扱おう。母船からエントリーの際も同様だ。

ブリーフィング

ボート乗船後、スタッフ紹介、スケジュールのオリエンテーションが行われ、移動してから潜る直前にダイビングスポットのブリーフィングが行われるのが普通。
日本人ガイドがいる場合は日本語で、そうでない場合は英語での説明となる。スペイン語圏のゲストがいる場合は、スペイン語でも行われるのだが。
ダイビングのブリーフィングのポイントとしては、
①潜るスポットのコース取り
②そのスポットの見もの
③最大水深
④潜水時間
⑤エントリー&エグジットの注意点
⑥潮流など海中での注意点
を確認しよう。日本語ではない場合は、この6点について、わかるまで質問すること。また、はぐれた場合の対処方法についても、事前にしっかり聞いておこう。

ガイドスタイル

思いっきりアメリカ圏で、アメリカンダイビングのようにガイドはコース取りをするだけと思いきや、さすがホスピタリティ精神の強いメキシコ人たち! グループごとにガイド1名がついて、しっかりといろいろなものを見せてくれるスタイルが多い。ただし、欧米人ゲストと一緒に潜る際は、バディごとにセルフダイビングができることも。
また、ガイドにもよるが、基本的にものすごく広い海域を泳ぎ回るガイドスタイルをとる場合が多い。日本人ダイバーの場合、写真を撮る人が多く、ゆっくり回る傾向があるので、日本人ダイバー慣れしたガイドなら大丈夫なのだが、そうでないガイドの場合はゆっくり案内してもらうようにリクエストするのが一番だ。
1人のガイドに最大6~8人がついていくスタイルだが、ダイブクルーズでは、ガイドの人数が少ないので1グループ9~10人になってしまうこともあるのでご了承を。
なお、あらかじめラパスで見られる生物をチェックしておいて、リクエストすれば、がんばっていろいろと見せてくれるので、ダイビング前にリクエストしておこう。ただし、ジンベエザメとかモブラの大群、シャチなどはリクエストしても運次第。見られないことのほうが多いのでご了承を。

エントリー&潜降

ダイブクルーズ船や大型ボートの場合は船尾からジャイアントエントリー、小型ボートの場合は、船べりに座ってシッティングバックロールエントリーとなる。直前にガイドがカレントチェックをするので、GO!が出てからエントリーすること。
最近はカメラを持って潜る人も多いだろうが、コンデジの場合はカメラを持った右手を上に上げて(左手はマスクストラップを押さえる)、着水時に衝撃を受けないようにすれば大丈夫だろう。だが、一眼レフカメラは基本的にクルーに手渡しで渡してもらうよう、お願いしておこう(着水の衝撃で水没の原因になったり、破損の原因をつくることになるため)。
エントリー後は水面集合か中層または海底集合(潮の流れ方によって異なる)。流れがあるときは基本的に海底集合なので、エントリーしたらすぐ、できればヘッドファーストで潜降すること。逆に流れがまったくない浅瀬のスポットでも海底集合になることもある。
潜降は、アンカーロープやブイのロープを伝って“ロープ潜降”をする場合と、ロープなどを使わない“フリー潜降”する場合とがある。カレント(流れ)が強くなることの多い「エル・バホ」では、ロープ潜降となることが多い。
フリー潜降の場合は、なるべく早く、集合場所に集まれるよう、フィートファースト潜降ではなくヘッドファースト潜降ができることが望まれる。

浮上&エグジット

ダイビングが終わり、3~5mで3分間の安全停止を行った後に、浮上となる。ガイドの指示に従って、ゆっくりと浮上していこう。
ダイビングの終盤は浅瀬で遊ぶことが多く、安全停止指示のでるコンピュータを見ると、知らないうちに安全停止をしていたりすることもあるが、水深3~5mで3分間の安全停止をするのが基本。流れがある時はアンカーラインやブイのロープにつかまって安全停止をするか、ガイドを中心にグループごとに固まって、流れに乗りながら安全停止をすることになる。
自分の安全停止が終わっても、ほかのもう少し長い人に合わせて安全停止をしておくほうがいいだろう。ガイドが“浮上”の合図を出したら、グループ全員またはバディ単位で、浮上速度が速くなり過ぎないようゆっくりと浮上して、水面に上がろう。
水面に上がると、待機していたダイビングボートが迎えにくる。エンジンが止まるのを待ってから、ボートに近い人からハシゴに向かおう。
ラパスのダイビングボートのラダー(ハシゴ)は、ダイバー用に改良されたものが意外に少なく、女性やシニアダイバーにはちょっと上がりにくいものも。そういう場合は、無理をせず、ウエイトとBCを外してスタッフに渡してから、ハシゴにつかまりながらフィン、マスクの順ではずしてスタッフに渡し、身軽な状態でボートに上がるといいだろう(ダイビングガイドがそういった指示をしてくれるはず)。

必携アイテム

モルディブやパラオのように、ダイブコンピュータやシグナルフロート必携といった義務付けはないのだが、ダイバーとしては当然のことながらこの2つは常に携帯してダイビングをするべき。カレントフックもあまり必要ではないのだが、たまに「エル・バホ」で、“持ってくればよかった……”という状況に陥ることも。BCのポケットに入れておいて損はない。
BCのポケットに入れておきたいもので、グローブもある。水温も高く、根につかまることはあまりないのだが、普段グローブをつけている人は持って行っておくと安心だろう。
また、ダイビングを始めるにあたって、Cカードを提示する必要がある。忘れたら潜らせてもらえないので、ご注意を。ログブックも念のため持っていっておこう。ナイトロックスを利用される方はナイトロックスのCカードも忘れずに。
このほか、ラパスは砂漠気候で日中は非常に暑く、朝晩冷え込むことが多い。長袖のボートコートやウインドブレーカーなどは必携だ。
なお、デジカメ派は、充電器やバッテリーの予備、メディアの予備もお忘れなく。

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